Letter

宇宙:原始惑星系円盤の「地球」領域内の惑星の構成要素

Nature 432, 7016 doi: 10.1038/nature03088

我々の太陽系はガスと塵の雲から形成された。塵の質量は、ほとんどが非晶質ケイ酸塩で占められているが、結晶質ケイ酸塩は太陽系全体にわたって豊富であり、惑星形成中の固体の熱的変成および化学的変成を反映している。(彗星のような始原的な天体でさえ、結晶質ケイ酸塩を含んでいる。)地球型惑星を形成する塵の進化に関しては、ほとんど何もわかっていない。本論文では、3つの原始惑星系円盤の最内縁2天文単位の領域における、これら構成要素の空間分解検出と組成分析について報告する。我々は、これらの領域の塵が、これまで若い星で観測された他のどんな塵よりも高度に結晶化していることを発見した。さらに、1つの星の外側の領域には等量の輝石とカンラン石があるが、内側の領域ではカンラン石が支配的である。内側の円盤のスペクトルの形は、太陽系の彗星と酷似している。動径方向の混合モデルは、この類似性だけでなく、化学組成の勾配も無理なく説明する。我々の観測結果は、どんな地球型惑星でも形成前にケイ酸塩が結晶化することを示唆しており、これは太陽系中の隕石の組成と一致する。

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