Letter

地球:大気−海洋−海底相互作用による地球の連続的な自由振動の励起

Nature 431, 7008 doi: 10.1038/nature02942

地球は絶え間なく振動し続けており、その自由振動のピークは、顕著な地震が起きていない日でも地震記録の2〜7mHzの周波数範囲で常に確認されている。このような「ハム」が日常的に励起されるレベルはマグニチュード5.75から6.0の地震の励起に匹敵し、小さな地震からの寄与を足し合わせたのでは説明できない。スロー地震あるいはサイレント地震は(いくつかの孤立した例を除いては)このハムの励起源とはなり得ないので、大気中の乱流あるいは海洋における過程が励起機構として引き合いに出されてきた。我々はハムの励起源を検知しその場所を特定するためにアレイに基づく方法を開発した。その結果は、地球のハムが主に北半球の冬の間は北太平洋で、また南半球の冬の間は南洋で発生していることを示している。これにより、大気と海洋と海底の間の、おそらく嵐のエネルギーが海底地形と相互作用する海洋長周期波へ変換されることに起因する相互作用によって、地球のハムが励起されると結論できる。

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