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宇宙:高赤方偏移クェーサー中のダスト源としての超新星

Nature 431, 7008 doi: 10.1038/nature02930

星間ダストは、分子形成を助長し、最初の低質量星の形成要因になり、さらには星間の紫外線−可視光の吸収や、その後に続く赤外/ミリメートル波長での再放射をすることによって、宇宙の進化において重要な役割を果たしている。ダストは、進化した(年齢>10億年)低質量星の外層で主に作られると考えられている。しかし、この描像には最近、宇宙年齢が10億年未満であった頃に相当する赤方偏移z>6に位置するクェーサーの母銀河に大質量ダストが発見されたことで、疑問が投げかけられている。近傍の超新星の観測で裏付けられた理論的な研究は、超新星が初期宇宙において、迅速で効率的なダストの形成環境を与えることを示唆している。本論文では、赤方偏移6.2の位置にあるクェーサーの赤外観測を行い、この観測結果を用いてクェーサーのダストの減光曲線を直接的に得たことを報告する。さらに、そのような曲線が超新星ダストモデルと極めてよく一致することを示す。この結果は、この高赤方偏移のクェーサー中のダストが超新星起源であることを示しており、このことから、高赤方偏移に位置するほとんどのダストがおそらく同じ起源をもつと推論される。

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