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免疫:BAFF依存性PKCδ媒介性の核シグナル伝達によるB細胞生存の調節

Nature 431, 7007 doi: 10.1038/nature02955

ヒトの骨髄でつくられるB細胞の約65%は潜在的に有害な自己反応性B細胞である。これらの細胞のほとんどは骨髄中でクローン除去されるが、末梢へ逃れた自己反応性B細胞は、成熟B細胞になる前にアネルギー化されるか、死滅する。自己反応性B細胞の寛容からの回避は、病原性の自己抗体の産生を容認する。マウスおよびヒトにおいてBリンパ球の生存延長が自己免疫疾患の原因となることが最近の研究で示唆されている。本論文で我々は、セリン/トレオニンプロテインキナーゼCδ (PKCδ)による末梢B細胞の生存調節のメカニズムを報告する。静止状態B細胞の自発的な死は、ヒストンH2Bのセリン14(S14-H2B)のリン酸化に寄与するPKCδの核局在によって調節されている。我々は、強力なB細胞生存因子であるBAFF (B-cell-activating factor belonging to the TNF family)でB細胞を処理することによって、PKCδの核局在が妨げられることを示す。我々のデータは、B細胞の生存を調節する今まで知られていなかったBAFF誘導性PKCδ媒介性核シグナル伝達経路の存在を示唆するものである。

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