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生理:サーチュイン活性化因子はカロリー制限に似た作用を示して後生動物の老化を遅らせる

Nature 430, 7000 doi: 10.1038/nature02789

さまざまな生物種で、カロリー制限は寿命を延長する。出芽酵母Saccharomyces cerevisiaeでの寿命延長作用には、NAD+依存性脱アセチル化酵素のサーチュインファミリーに属するタンパク質の1つ、Sir2が必要となる。サーチュインを活性化する化合物(STAC)は、ヒト細胞の生存を促進し、酵母の複製可能な生存期間を延ばす働きがある。本論文では、リスベラトロールなどのSTACが、線虫やショウジョウバエDrosophila melanogaster由来のサーチュインを活性化し、これらの動物の寿命を、繁殖力を減ずることなく延ばすことを明らかにする。寿命の延長は機能をもったSir2に依存しており、栄養素を制限したときには観察されない。これらのデータを総合すると、STACは、カロリー制限に関係した機構によって、構成生物の老化を遅らせていると考えられる。

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