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生化学:細菌の遺伝毒素の会合と機能

Nature 429, 6990 doi: 10.1038/nature02532

3つのタンパク質からなる細胞致死性膨化毒素(CDT)は、真核細胞において細胞周期の停止とアポトーシスを誘導する。サブユニットCdtAとCdtCはヌクレアーゼCdtBと結合し、ホロ毒素を形成してCdtBを宿主細胞の中へと運搬し、そこでCdtBはDNA損傷を起こすことで遺伝毒素として働く。今回、軟性下疳菌Haemophilus ducreyi由来のホロ毒素の結晶構造から、CDTが2つのリシン様レクチンドメインに結合したDNアーゼ-Iファミリーの酵素からなることが明らかになったので、これを報告する。CdtA、CdtB、そしてCdtCは3つの相互依存した分子接触面を介して三量体を形成しており、その接触面は球状および広範な非球状相互作用を特徴とする。レクチンサブユニットは深く窪んだ、芳香族性が非常に強い表面を形成しており、これが毒性にきわめて重要であると考えられる。ホロ毒素ではCdtB活性部位がCdtCサブユニットの非球状の伸長によって立体障害的にブロックされており、我々はCdtBにおいて毒素活性に必須なDNA結合残基と推定される部位を同定する。

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