目次

Editorials

米国の海洋政策検討委員会の提言は、期待されていたほどの抜本的改革にはなっていない。

Treading water p.783

doi: 10.1038/428783a

来型農業は、難しく生産性が低いと否定してきた有機農法を見直す必要があるだろう。

Organic farming enters the mainstream p.783

doi: 10.1038/428783b

News

ボストン大学に生物テロ対策の感染症研究所をつくる米政府の計画に、科学者や地元住民から反対の声。

Boston locals fight government scheme for bioterror defence lab p.785

doi: 10.1038/428785a

自己免疫疾患の治療法開発に役立つマウスモデルをジェネンテック社が作成。

Mouse opens door for study of autoimmune diseases p.786

doi: 10.1038/428786b

ノーベル賞の連続受賞も効果なく、日本人の「科学への関心」がさらに低下。

Japanese Nobels fail to inspire interest in science p.787

doi: 10.1038/428787b

米ブッシュ政権の諮問委員会が、海洋利用や研究、探査の活性化を図る提言を発表。

Panel seeks fresh course for ocean research p.787

doi: 10.1038/428787a

News Features

未来の農業になれるか?

Organic: Is it the future of farming? p.792

農業の主流になり始めた有機農法について分析し、世界での現状や今後を左右する問題点を探る。

doi: 10.1038/428792a

有機農業FAQ

Organic FAQs p.796

先進国では有機農産物の売り上げが急成長しているが、どこまで拡大するかは「有機農法」の厳密な定義にかかっている。

doi: 10.1038/428796a

News & Views

植物科学:木のてっぺんで何が起こっているか

Tall storeys p.807

もっとも背の高い生物は樹木である。しかし、樹木は一体どの位まで高くなることができ、また何が原因で成長が停止するのだろうか。世界でもっとも高い木のてっぺんによじ登って行われた調査から、このような疑問に対する定量的な解答が得られた。letters, p.851 参照。

doi: 10.1038/428807a

応用物理:行く手にある速さの限界

Speed limit ahead p.808

科学技術が達成できることに限界はあるのだろうか。磁気媒体へのデータ記録に関しては、その答えはイエスだ。データをエンコードできる速度には本来的な限界がある。letters, p.831 参照。

doi: 10.1038/428808a

ゲノム・インプリンティング:父親のいないマウス

Mice without a father p.809

哺乳動物では、生存可能な子孫を作るには、一般に両親双方からのゲノムが必要とされる。しかし、「インプリンティング」を受けた遺伝子の発現を変化させてやると、父親からのゲノムはなくても済むらしい。highlights 参照。

doi: 10.1038/428809a

地球科学:マントルの変形

The mantle deformed p.812

地球深部に特有の条件下では鉱物にどんなことが起こるのだろう。そのような条件の下で行われた実験によって、下部マントルの主要な構成鉱物がどのようにふるまうかが明らかになったようだ。letters, p.837 参照。

doi: 10.1038/428812a

癌:分子タグとして働く酵素

Enzymes play molecular tag p.813

ヒトの癌ではB-RAFタンパクに変異が生じていることが多く、これは癌の成長に寄与している。B-RAFに起こることが知られている変異のほとんどは触媒的な機能を亢進させるものだが、意外にも触媒機能を損ない、なおかつ癌の原因となる変異がある。

doi: 10.1038/428813a

発生遺伝学:「コショウ入れ」の起源

Bittersweet evolution p.813

近縁の生物にある同じように見える構造は、一般的には同じ起源をもつものだと考えられる。しかし、進化が異なる経過をたどったあげく、同じ結果にたどりつくことはしばしば起こる。植物のSolanum属の持つ辛味を含む部分、いわゆる「コショ ウ入れ」もその一例である。

doi: 10.1038/428813b

「コショウ入れ」の起源

p.813

近縁の生物にある同じように見える構造は、一般的には同じ起源をもつものだと考えられる。しかし、進化が異なる経過をたどったあげく、同じ結果にたどりつくことはしばしば起こる。植物のSolanum属の持つ辛味を含む部分、いわゆる「コショ ウ入れ」もその一例である。

doi: 10.1038/fake106

追悼:John A. Pople (1925-2004)

2004) p.816

doi: 10.1038/428816a

Article

生態:世界規模の葉の経済学的スペクトル

The worldwide leaf economics spectrum p.821

doi: 10.1038/nature02403

Letters

宇宙:木星の全球的な気候変化の予測

Prediction of a global climate change on Jupiter p.828

doi: 10.1038/nature02470

物性:粒状記録媒体における磁気スイッチング速度の限界

The ultimate speed of magnetic switching in granular recording media p.831

doi: 10.1038/nature02438

気候:退氷期の気候変化に関連した大西洋の鉛直循環の衰弱と急速な再開

Collapse and rapid resumption of Atlantic meridional circulation linked to deglacial climate changes p.834

doi: 10.1038/nature02494

地球:地球下部マントル最上部の条件におけるMgSiO3ペロブスカイトの転移クリープ

Dislocation creep in MgSiO3 perovskite at conditions of the Earth's uppermost lower mantle p.837

doi: 10.1038/nature02472

生態:哺乳類を宿主とする腸内蠕虫どうしの競争と相利作用

Competition and mutualism among the gut helminths of a mammalian host p.840

doi: 10.1038/nature02490

進化:社会性をもつハナバチ類に見られる繁殖をめぐる綱引き

Tug-of-war over reproduction in a social bee p.844

doi: 10.1038/nature02431

進化:花の適応に付随する遺伝的変化が将来の進化の可能性を狭める

Genetic changes associated with floral adaptation restrict future evolutionary potential p.847

doi: 10.1038/nature02489

神経:時間的文脈に依存した輝度の知覚

Perceived luminance depends on temporal context p.854

doi: 10.1038/nature02467

神経:感覚処理の際に起こる小脳顆粒細胞での量子統合

Integration of quanta in cerebellar granule cells during sensory processing p.856

doi: 10.1038/nature02442

発生:成体にまで生育可能な単為生殖マウスの誕生

Birth of parthenogenetic mice that can develop to adulthood p.860

doi: 10.1038/nature02402

生化学:高親和性金属架橋によって規定されるシェーカー型K+チャネルの開口

Intracellular gate opening in Shaker K+ channels defined by high-affinity metal bridges p.864

doi: 10.1038/nature02468

細胞:細胞間情報伝達および細胞死調節によるプログラムされた個体数制御

Programmed population control by cell-cell communication and regulated killing p.868

doi: 10.1038/nature02491

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