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遺伝:哺乳類のRNA干渉を基盤にした大規模なスクリーニング法

Nature 428, 6981 doi: 10.1038/nature02370

哺乳類細胞での短い干渉性RNA(siRNA)や短いヘアピン型RNA(shRNA)を使ったRNA干渉(RNAi)による遺伝子のサイレンシングは、遺伝学的手法としてその重要性が高まってきている。本論文では、ヒト遺伝子9,610個とマウス遺伝子5,563個を標的とするshRNA発現ライブラリーの構築とその応用について報告する。現在このライブラリーは、多機能ベクターに組みこんだ、配列の確定している約28,000個のshRNA発現カセットで構成されている。shRNAカセットは、このベクターのためにレトロウイルスへの組み込みが可能で、またDNA「バーコード」を使えば混合細胞集団での追跡が可能である。また、細菌の接合を利用して特殊なシャトルベクターも作れる。このライブラリーの有効性を確認するため、ヒトのプロテアソーム機能の異常を調べるスクリーニングを行った。その結果、この大規模なRNAiライブラリーが哺乳類の遺伝学に特異的に利用できることがわかった。このライブラリーは、遺伝子の解析と発見に役立つ価値ある手法となると考えられる。

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