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遺伝:hCDC4の不活性化が染色体不安定性の原因になる可能性がある

Nature 428, 6978 doi: 10.1038/nature02313

一世紀近く前から、染色体数の異常すなわち異数性はヒトの癌の特徴と認められてきたが、異常を引き起こす仕組みは解明されていなかった。今回我々は、ヒトの大腸癌とその前駆病変でhCDC4Fbw7あるいはArchipelagoとしても知られる)の変異を同定した。安定した核型をもつ大腸癌細胞のhCDC4遺伝子を、ターゲティングによって破壊して不活性化すると、小核と染色体不安定をともなう特徴的な表現型があらわれることがわかった。この表現型は、細胞分裂中期とその後の染色体伝達の異常に由来し、サイクリンE(hCDC4が制御するタンパク質)に依存する。染色体の不安定性はヒトの癌の大部分で特異的な遺伝子の変化によって引き起こされており、これは悪性転換よりも前に起こりうることを我々のデータは示している。

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