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免疫学:中枢神経系の免疫監視における頭蓋骨リンパ組織様構造の機能的役割

Nature 658, 8134 doi: 10.1038/s41586-026-10951-4

中枢神経系(CNS)が末梢免疫系と切り離されていないことを示す証拠が蓄積されてきている。しかし、適応免疫系によるCNSの監視が正確にどのように行われているのかは、依然として重要な未解決の問題である。最近の知見から、頭蓋骨と硬膜の間のチャネルが、恒常性状態および疾患状態の両方において、マウスのCNSと頭蓋骨骨髄の間で脳脊髄液および免疫細胞の交換を促進することが明らかになっている。頭蓋骨骨髄は、CNSへの免疫細胞の供給源として機能するが、CNS抗原に特異的な適応免疫応答におけるその役割は明らかになっていない。今回我々は、頭蓋骨骨髄内にリンパ組織様構造を特定した。この構造は、胚中心様の構造を特徴とし、CD40L、IL-21、IFNγのシグナル伝達を介してB細胞の活性化と体液性免疫を促進する、濾胞性ヘルパー様T細胞の独特な集団を含んでいる。これらの頭蓋骨骨髄リンパ組織様構造内の適応免疫細胞は、CNS由来抗原を監視してそれに対して応答するとともに、マウスの脳腫瘍モデルにおいて抗腫瘍免疫応答に関与する。総合的に我々の知見は、頭蓋骨骨髄がCNSの免疫監視の場であり、多様な神経学的疾患における免疫応答に影響を及ぼす可能性があることを示している。

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