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考古学:アマゾン川流域南西部における、2万を超える植民地化以前の土構造物

Nature 657, 8131 doi: 10.1038/s41586-026-10835-7

アマゾン川流域南西部では幾何学的形状を持つ土構造物が多数発見されており、これらは、植民地化以前に公共建造物を築く文明が存在していたことを示す証拠である。この知見は、アマゾン川流域の深遠な歴史と植民地化以前の都市性、そして、その社会文化的背景や環境的遺産に関する議論に貢献してきた。しかし、土構造物の検出はこれまで、植生によってそれらが完全には隠されていない森林伐採地のみにほぼ限定されてきたため、この森林文明の地理的範囲と人口規模の推定は根拠に乏しかった。本研究で我々は、林冠を透過するLiDAR(光検出と測距)で総飛行距離4430 kmにわたって取得したデータを用い、この地域における土構造物の地理的分布と数量を、より正確に明らかにした。我々は、既存のデータと今回のLiDAR記録の両方に基づいて、土構造物の数が、この文化圏だけで、アマゾン川流域全域について以前推定されていたものと同程度に達することを示す。我々はまた、紀元100~300年におけるこの地域の総人口は、125万~300万人だったと提案する。アマゾン川流域の他の地域でも同様の結果が得られるならば、植民地化以前の総人口密度と、それが現在のアマゾン川流域の土壌、森林構造、生物多様性、さらには全球気候モデル化の一部に及ぼした影響についても、再評価する必要がある。

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