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天文学:宇宙再電離期の、塵に掩蔽された普通の銀河

Nature 597, 7877 doi: 10.1038/s41586-021-03846-z

過去数十年にわたる静止系での紫外光(UV)観測によって、いわゆる宇宙再電離期である赤方偏移(z)が6を超える宇宙において、UVで明るい銀河の大規模なサンプルが得られている。UVで発見されたこれらの銀河のいくつかは相当量の塵を持っていることが明らかになったが、初期の時代の著しく塵で掩蔽された銀河にはまだ分からないことが多い。そうした銀河は、スターバースト銀河のまれな種族や、珍しいクエーサーの伴銀河に限られる。これらの研究からは、z > 6の宇宙での星形成率密度に対して、塵に掩蔽された銀河の寄与がそれほど大きくないと結論されている。最近のアルマ電波望遠鏡とスピッツァー宇宙望遠鏡による観測では、z = 3~6にある、それほど顕著に塵に掩蔽されていない、より多くの銀河の種族が発見されている。しかし、この種族は、宇宙再電離期にはこれまで確認されていなかった。今回我々は、z = 6.6813 ± 0.0005およびz = 7.3521 ± 0.0005にある、塵に掩蔽された2つの星形成銀河の発見について報告する。これらの銀河は、既存の静止系のUVデータには検出されておらず、同じ赤方偏移にあるUVで明るい典型的な銀河の伴銀河として、遠赤外の[C II]輝線と塵の連続光放射を通して発見されているだけである。これら2つの銀河は、スターバースト銀河よりも低い赤外光度と星形成率を示し、z ≈ 7にある典型的な星形成銀河とよく似ている。強く塵に掩蔽されたこの銀河の種族は、z > 6の宇宙の星形成率密度に10〜25%寄与していると考えられる。

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