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持続可能性:持続可能な開発に向けた進捗状況を時空間的に評価する

Nature 577, 7788 doi: 10.1038/s41586-019-1846-3

地球規模の課題に取り組むことを目的として、国連の17の持続可能な開発目標(SDG)が193か国によって採択された。これらのSDGの達成に向けた進捗状況を定量化することは、持続可能な開発に向けた世界の努力を追跡し、政策の策定および実施を導くのに不可欠である。しかし、SDGの達成に向けた進捗状況を測ることのできる系統的な時空間的評価法は存在しない。今回我々は、SDGを国レベルおよび行政区レベルで定量化する系統的な方法を開発した。そしてこの方法を用いて、最大の開発途上国である中国について17のSDGの時空間的動態を調べた。その結果、中国のSDGインデックスのスコア(17全てのSDGの達成に向けた中国の全体的な実績を表す総合スコア)は2000~2015年に国レベルで上昇したことが示された。この期間、SDGインデックスのスコアは省レベルでも全て上昇していた。地域間には時空間的に大きな差異が存在し、例えば、2000年代のSDGインデックススコアは西部より東部の方が高く、2015年のSDGインデックススコアは北部より南部の方が高かった。国レベルでは、17のSDGのうち13の目標でスコアが経時的に上昇したが、4つの目標ではスコアが低下した。今回の研究は、持続可能な開発の変化をさまざまなレベルで明らかにするには、SDG達成に向けた進捗状況の時空間的動態を、全球レベルで、そして他の国々に関しても追跡する必要があることを示唆している。

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