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工学:仮想現実と拡張現実のための皮膚に集積した無線の触覚インターフェース
Nature 575, 7783 doi: 10.1038/s41586-019-1687-0
仮想現実(VR)や拡張現実(AR)の従来の技術は、物理的な世界に伴う感覚を再現する視覚刺激や聴覚刺激を通して、人間の経験を作り出す。最も普及していVRシステムやARシステムは、ヘッドマウント・ディスプレイ、加速度計、スピーカーを、コンピューターが生成する三次元環境の基礎として使う。こうした環境は、孤立して存在させることができ、実際の風景に重ね合わせて存在させることもできる。目や耳に比べて、皮膚はそれほど調べられていないVR技術やAR技術用の感覚インターフェースであるが、皮膚感覚インターフェースは質的レベルで経験を大幅に向上させる可能性があり、通信、エンターテインメント、医学などの分野に直接関連する。今回我々は、皮膚の曲面に柔らかく貼り付けて、時空間的にプログラム可能な局所的な機械振動パターンによって情報を伝えることができる、電子装置と触覚(すなわち接触に基づく)インターフェースのワイヤレスで電池不要なプラットフォームを提示する。そして、こうしたプラットフォームの基礎となる材料、デバイス構造、電源供給戦略、通信方式について説明する。その結果得られた技術は、皮膚によって電子的にプログラム可能な通信や体への感覚入力チャネルが得られる、多くの使用機会を生み出し、ソーシャルメディアと個人的な関わり合い、人工装具の制御とフィードバック、ゲームとエンターテインメントにおける応用を通して実証された。

