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神経科学:錐体細胞による介在ニューロンの生存調節が皮質ネットワークを形作る
Nature 557, 7707 doi: 10.1038/s41586-018-0139-6
哺乳類の大脳皮質に見られるような複雑な神経回路は、興奮性ニューロンと抑制性ニューロンのバランスの取れたネットワークとして進化してきた。これらの細胞の適切な数を確立することは、脳機能や行動に重要であるが、この基本的な過程の理解は進んでいない。今回我々は、マウスで、介在ニューロンの生存が、生後発達のある臨界的時間枠内の錐体細胞の活動によって決まり、この時期の各介在ニューロンへの興奮性シナプス入力から、その生存または死を予測できることを明らかにする。錐体細胞は、この時期に介在ニューロンの細胞死を効率的に促すPTENシグナル伝達を負に調整することで介在ニューロンの生存を調節する。今回の知見は、活動依存的な機構が発生期皮質の局所回路で抑制性細胞の数を動的に調整し、最終的に大脳皮質の興奮性ニューロンと抑制性ニューロンの適正な比率を決めることを示している。

