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分子生物学:脊椎動物におけるDNA複製終結機構
Nature 525, 7569 doi: 10.1038/nature14887
真核生物のDNA複製は、隣接した複製起点から移動してきた複数のレプリソームが遭遇すると終結する。複製終結では、DNA合成の局所的な完了、娘分子鎖のデカテネーション、レプリソームの分解が起こる。終結現象は一般的に非同期的で、塩基配列非特異的に起こるため、研究が難しい。これらの難題を解決するために、我々はアフリカツメガエル(Xenopus)の卵抽出物で部位特異的なバリアを用い、互いに接近中のレプリソームを停止させた。このバリアを除去すると、複製フォークの同期的で部位特異的な終結が起こるため、この過程の機構を解析することができる。我々は、複製フォークが互いに接近していくときにはDNA合成の検出可能な減速は見られず、リーディング鎖同士は妨げられることなくすれ違い、その後下流のラギング鎖と連結することを示す。CDC45、MCM2–7、GINSにより構成されるCMG複製ヘリカーゼの解離は、連結の最終段階後に初めて起こり、DNA合成の完了には必要でないことから、遭遇する2つのCMGはすれ違った後に二本鎖DNAから解離することが強く示唆される。この終結機構は、尚早なレプリソームの分解を避ける一方でDNA合成の速やかな完了を可能にしている。

