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ゲノミクス:多重相同組換え修復によるゲノム領域の飽和編集

Nature 513, 7516 doi: 10.1038/nature13695

適切な生物学的アッセイと組み合わせた飽和変異誘発は、対象とする調節性核酸塩基配列やタンパク質をコードする核酸塩基配列を高分解能で調べるための基本的な手段である。しかし、変異を誘発された塩基配列が、エピソームにトランスに導入される、あるいは無作為に、または「セーフハーバー」領域に組み込まれて導入されると、染色体の内因性遺伝子座の生来の状況を捕えることができない。この短所は、変異の影響の結果として生じる測定値の解釈の可能性を著しく制限する。本論文では、CRISPR/Cas9系のガイドRNAを介した切断と、ドナー鋳型の複合ライブラリーを用いた多重相同組換え修復を組み合わせることで、ゲノム領域の飽和編集を行えることを実証する。我々は、BRCA1のエキソン18で、6塩基対(bp)のゲノム領域を可能な全てのヘキサマーと置換する、あるいはこのエキソン全体を可能な全ての一塩基変異(SNV)を含むように置換することにより、ナンセンス変異介在性分解や、エキソンに存在するスプライシングエレメントによる、転写産物の豊富さに与える強力な影響を測定した。同様に、DBR1という必須遺伝子の高度に保存されたコード領域の飽和ゲノム編集を行い、機能的影響に相関する増殖への相対的な効果を測定した。飽和ゲノム編集による多数の変異が及ぼす機能的結果の測定は、シス調節性エレメントおよびトランス作用因子の両方についての高分解能の機能的解明とともに、臨床での塩基配列解読で観察された重要性の分からない多様体の解釈も促進する可能性がある。

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