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素粒子物理学:太陽中の陽子と陽子の核融合過程から生じるニュートリノ
Nature 512, 7515 doi: 10.1038/nature13702
太陽の中心核では、水素をヘリウムに変換する連鎖核反応によってエネルギーが放出される。第一の反応は、低エネルギーニュートリノの放出を伴う、2つの陽子の核融合であると考えられている。このいわゆるppニュートリノは、太陽ニュートリノのフラックスのほとんど全てを占めており、これに続く反応で放出されるニュートリノよりもはるかに多い。二次的な反応からの太陽ニュートリノは観測されており、太陽エネルギーの原子核起源を立証し、ニュートリノ振動の発見に寄与したが、陽子と陽子の核融合反応によるニュートリノは、これまで直接的には検出されていない。本論文では、ppニュートリノのスペクトル観測について報告し、毎秒3.84 × 1033エルグという太陽のエネルギーの約99%が、陽子と陽子の核融合過程で生成されていることを示す。

