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気候:混合相雲での鉱物ダストによる氷の核形成における長石の重要性

Nature 498, 7454 doi: 10.1038/nature12278

過冷却水液滴と氷粒子を含む混合相雲中に存在する氷の量は、雲量、寿命、粒子の大きさ、放射特性に影響を及ぼす。雲粒子の凍結は、氷晶核と呼ばれるエアロゾル粒子の存在によって触媒されることがある。乾燥地域から放出される鉱物ダストは、最も重要な氷晶核の1つであると考えられている。粘土鉱物はダストの約3分の2を占めており、鉱物ダストによる氷晶核形成を支配的していると一般的に考えられている。従って、多くの実験的研究はこうした物質に注目してきた。本論文では、確立された液滴凍結手法を用いて、長石は乾燥地域から放出されるダストの微量成分であるにもかかわらず、混合相雲の条件下では、長石鉱物が鉱物ダストによる氷晶核形成を支配していることを示す。我々は、粘土鉱物は比較的重要でない氷晶核であることも見いだした。全球のエアロゾルモデル研究から得られた今回の結果は、長石の氷晶核は全球に分布しており、約−15°C以下の温度における氷結に寄与する地球大気の氷晶核の大部分を、長石粒子が占めている可能性があることを示唆している。

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