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遺伝:de novo変異率、および疾患リスクに対する父親の年齢の重要性

Nature 488, 7412 doi: 10.1038/nature11396

突然変異は塩基配列の多様性を生み出し、選択の基質となる。そのため、de novo変異率は進化に非常に重要である。今回我々は、アイスランド人の両親と子の3人組で構成される78組の全ゲノムを高カバー率で塩基配列解読し、ゲノム規模の変異率についての研究を行った。これらの検体では、父親の平均年齢が29.7歳となり、その平均de novo変異率は1世代当たりでヌクレオチド当たり1.20×10−8であった。とりわけ注目されるのは、一塩基多型の変異率の多様性が、子の受胎時の父親の年齢に大きく影響を受けていることである。その影響は、1歳当たり約2個の変異増となっている。指数モデルでは、父親由来の変異が16.5歳ごとに倍増すると推定される。ランダムなポアソン変動を考慮して除くと、残りのde novo変異数の多様性のほぼすべては、父親の年齢によって説明がつくと推定される。これらの知見は、統合失調症や自閉症などの疾患のリスクに対する父親の年齢の重要性を明らかにしている。

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