Review Article 生化学:生物触媒の第三の波を作り出す 2012年5月10日 Nature 485, 7397 doi: 10.1038/nature11117 過去10年間の科学および技術の進歩によって、生物触媒は、化学合成において実験室規模でも産業規模でも、従来型の金属および有機触媒に代わる実用的で環境に優しい触媒であることが確証されてきている。DNA塩基配列解読および遺伝子合成の重要な進歩が基盤となって、タンパク質工学およびタンパク質設計による生物触媒の調整が大幅に進歩し、酵素を新たな生合成経路に再編成できるようになった。こうした成果を強調すべく、本総説では、汎用化学製品から先端的な医薬中間体まで、酵素触媒を重要な段階として使っているものに関して、タンパク質工学で作られた生物触媒の応用性を検討する。 Full Text PDF 目次へ戻る