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地球:深部微動の線状構造、継続時間、移動および潮汐応答

Nature 466, 7304 doi: 10.1038/nature09251

沈み込み帯の深部微動は、プレート境界上で繰り返す小さな剪断すべりによって起きており、かなりゆっくりしたすべりを伴うと考えられている。すべりが起きるのは約30キロメートルの深さであり、深部でのプレート運動と巨大地震の断層面への浅部での応力蓄積についての有用な情報を与えてくれる。微動は、等間隔で繰り返し、さまざまな速度で移動し、潮汐応力により影響されることが示唆されている。本論文では、日本の南海沈み込み帯(四国西部)において微動源の正確な位置と継続時間を用いて、時間によらない境界特性が微動の振る舞いを制御していることを示す。微動継続時間が短い地域では、微動は潮汐応力により強く影響を受け、移動も抑制されている。微動が長く継続する地域では、一定の拡散速度(104 m2 s−1)で移動する。これらを支配する特性は、脆性領域と延性領域の比であろう。そして、それはおそらく、プレート境界におけるマントルウェッジの蛇紋岩化の影響によって決定されているだろう。この支配特性の空間変化は、現在または過去のプレート沈み込み方向に沿った微動源の線状分布により特徴付けられる。このことは、線状分布と、対応する境界の特性が、海山などの不均質構造の沈み込みにより1,000万年以上かけて形成されたことを示唆している。

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