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植物:NINJAはコリプレッサーTOPLESSとジャスモン酸シグナル伝達をつなぐ

Nature 464, 7289 doi: 10.1038/nature08854

ジャスモノイルイソロイシン(JA-Ile)は、植物のさまざまな防御および発生過程を調節する植物ホルモンである。JA-Ile応答性の遺伝子発現は、転写活性化因子MYC2によって調節されており、MYC2はジャスモン酸ZIMドメイン(JAZ)抑制因子タンパク質と物理的に相互作用する。JAZタンパク質は、JA-Ileを感知すると分解され、JA-Ile依存性の遺伝子発現が活性化される。JAZタンパク質が遺伝子発現を抑制する分子機構はまだ明らかにされていない。今回我々は、シロイヌナズナ(Arabidopsis)のJAZタンパク質が、Groucho/Tup1型コリプレッサーTOPLESS(TPL)およびTPL関連タンパク質群(TPR)を動員し、これはNovel Interactor of JAZ(NINJA)と命名された、これまで知られていなかったアダプタータンパク質を介していることを明らかにする。NINJAは転写抑制因子として機能し、その活性は、機能性TPL結合型EAR抑制モチーフによって媒介される。このため、NINJAおよびTPLタンパク質は共に、ジャスモン酸応答の負の調節因子として機能する。今回の結果は、TPLタンパク質が総合的なコリプレッサーであり、特定のアダプタータンパク質との相互作用を介して複数のシグナル伝達経路に影響を及ぼしていることを示している。この新たな考察により、植物のストレスおよび成長関連のシグナル伝達カスケードが共通の分子機構を使って遺伝子発現を調節する仕組みが明らかにされた。

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