Letter 宇宙:大質量星における重力モードの均一な周期間隔からのズレ 2010年3月11日 Nature 464, 7286 doi: 10.1038/nature08864 星の一生は、星内部の物理過程によって主に決められている。星のコア付近でどのようにガスが混合しているのかはまだよくわかっておらず、星の進化の正確な予測を妨げている。中心の混合領域の範囲と混合過程の性質がわかっていないことは、大質量星の場合に特に問題となる。質量が太陽の数倍の星の脈動からは、重力モードスペクトルの周期間隔にそれらが残す独特な特徴を通して、さまざまな混合過程の性質を解きほぐす極めて重要な情報が得られる。本論文では、太陽質量の7倍程度の質量をもつ若い星で、多数の重力モードを検出したことを報告する。平均的な周期間隔から、対流コアの範囲の見積もりが可能になり、平均からの明確な周期のズレから、化学的遷移層の位置が半径の10%程度のところにしぼり込まれ、輪郭のはっきりとしたプロファイルが排除される。 Full Text PDF 目次へ戻る