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発生:ショウジョウバエでの筋肉の形態形成と機能の体系的な遺伝学的解析

Nature 464, 7286 doi: 10.1038/nature08799

体系的な遺伝学的手法は、単純な単細胞生物で機能する分子および細胞レベルの機構を詳しく探る手段となる。しかしながら、多細胞生物では遺伝子機能の多面発現性により、初期胚発生研究などでのこうした手法の適用は大きく制限されていた。ショウジョウバエ(Drosophila)のゲノム規模でのトランスジェニックRNA干渉(RNAi)ライブラリーが利用可能になったことで、現在では、一生のどの段階のいかなる種類の細胞や組織についても、体系的な遺伝学的解析を行うことができる。本研究では、ショウジョウバエの筋肉の形成や機能の遺伝的基盤を明らかにするために、以下の手法を使った。遺伝子2,785個の筋肉での役割を同定し、それらの遺伝子の大半に、筋肉、筋原繊維、サルコメアの組織化に果たす特異的な機能を割り当てた。これらの遺伝子の多くは系統発生的に保存されており、哺乳類のサルコメアの組織化やヒトの筋疾患にかかわる遺伝子を含んでいる。

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