Review Article 医学:感染の初期段階を標的としてHIV-1の粘膜感染を防止する 2010年3月11日 Nature 464, 7286 doi: 10.1038/nature08757 後天性免疫不全症候群(AIDS)の世界的流行拡大を阻止し、最終的に終息させるには、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)-1の性交渉による粘膜感染を防止する方法が、緊急に必要とされる。ここで概説している動物モデルや急性HIV-1感染の研究から、感染の最初期段階である粘膜への侵入路ではウイルスが脆弱である可能性が明らかにされている。またこの段階は、ワクチンや殺菌剤が最も効果を発揮する標的となると考えられるため、こうした薬剤によってウイルスの侵入を防止し、また全身性感染、CD4 T細胞の減少やウイルス侵入後に急速に起こる病的状態を回避できる。 Full Text PDF 目次へ戻る