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聴覚:ダイニン調節複合体は内耳で繊毛の運動性や耳石の形成に必要である

Nature 457, 7226 doi: 10.1038/nature07520

硬骨魚類では、適正な平衡と聴覚は内耳の機械センサーに依存している。これらのセンサーには、アクチンを含む微絨毛や微小管を骨格とする繊毛があり、これらは感覚性有毛細胞の表面から伸びて、生体鉱化した「耳石」(平衡石とも呼ばれる)に付着している。耳石の数、サイズ、配置は発生段階で厳密に制御されているが、耳石の集まりを感覚上皮の特定の細胞上に間違いなく配置する機構は不明である。本論文では、繊毛の運動性が耳石の正常な集合と配置に必要であることを明らかにする。我々は、in vivoビデオ顕微鏡を使って、耳胞の両極にある、運動性のひも状の繊毛が液体に渦を作り出し、これが耳石の前駆体粒子を引きつけて、渦がなければ無秩序に分布するはずの耳石をひも状の繊毛上に局在するようにまくことを示す。ダイニン調節複合体および外腕ダイニンサブユニットをそれぞれ別々にノックダウンすると、繊毛の運動性が障害され、耳石の形成に異常が生じる。以上の結果は、ダイニン調節複合体が脊椎動物で必要であり、繊毛が駆動する流れが耳石の生体鉱化を制御する重要なエピジェネティック要因であることを示唆している。

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