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気候:65万年から80万年前の二酸化炭素濃度の詳細な記録

Nature 453, 7193 doi: 10.1038/nature06949

過去の大気中二酸化炭素濃度の変化は、南極大陸の氷床コアに閉じ込められた空気組成の測定によって決定できる。これまでに、南極のボストークとEPICAドームCの氷床コアから、過去65万年間にわたる大気中二酸化炭素濃度の記録が得られてきた。本論文では、大気中二酸化炭素濃度の記録を2つの完全な氷期サイクルの分だけ延長して80万年前までに至る、ドームC氷床コアの最下層の200 mの結果を提示する。先行して発表されたデータと本研究から、大気中の二酸化炭素濃度は、8回の氷期サイクルを通して南極の気温と強い相関があるが、65万年前から75万年前の間には濃度が大幅に低下していたことが見いだされた。二酸化炭素濃度は、海洋同位体ステージ16の3,000年間は180 ppmv以下であり、これはおそらく海洋炭素貯蔵量が増大したことを反映している。我々は、1本の氷床コア中で測定した最も低い二酸化炭素濃度を報告する。その値により、第4紀後半の産業化前の期間の二酸化炭素濃度の変動幅は約10 ppmv広がって172〜300 ppmvとなる。

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