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細胞:ショウジョウバエゲノムにおけるヌクレオソームの編成

Nature 453, 7193 doi: 10.1038/nature06929

ヌクレオソームの位置に関する比較ゲノミクスは、クロマチンの編成と転写装置がどのように共進化してきたかを解明する有効な方法になる。今回我々は、キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)のゲノム全域におけるH2A.Zヌクレオソームとバルクヌクレオソームの位置を示す高分解能の基準マップを作成し、これを出芽酵母(Saccharomyces cerevisiae)の基準マップと比較した。酵母と同様にショウジョウバエのヌクレオソームも、活性な転写開始部位周辺で標準型の−1、ヌクレオソームのない領域、+1という配置をとっている。しかしショウジョウバエの場合、−1ヌクレオソームにはH2A.Zが含まれず、また転写開始部位は+1ヌクレオソーム中に入り込んでいない。RNAポリメラーゼIIは何千個もの遺伝子の+1ヌクレオソームに結合し、そこで停止する。転写開始装置が+1ヌクレオソームにどのように対処するかは、真核生物のさまざまな主要系統で根本的に異なっているらしい。

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