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細胞:インテグリンの関与しない流動と圧搾による白血球の迅速な移動

Nature 453, 7191 doi: 10.1038/nature06887

すべての後生動物細胞はインテグリンファミリーの膜貫通型受容体を備えており、この受容体はアクトミオシン細胞骨格の収縮力を細胞外環境に結びつける働きをする。この原理通り、すばやく移動する白血球は二次元表面上で運動する際、インテグリンが媒介する接着を用いている。二次元基板上での移動では接着の役割のみが強調されるのは当然だが、組織内で白血球が三次元運動をする際のインテグリンの寄与については諸説がある。我々は、間質内での白血球の走化性運動中の接着力、収縮力、突き出し力の間の相互作用を、in vivoとin vitroで研究した。本論文では、マウス白血球からすべてのインテグリンヘテロ二量体を除去し、三次元環境では機能するインテグリンが移動に寄与していないことを示す。これらの細胞は、その代わりにアクチンネットワークの膨張力のみを使って移動する。膨張により先導端の突き出し流動が促進される。ミオシンII依存性収縮は、狭い間隙を通過する際にだけ必要となり、この場合には後端の圧搾収縮により堅い核が前進する。

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