Letter 星-円盤系中にある若い大質量惑星 2008年1月3日 Nature 451, 7174 doi: 10.1038/nature06426 惑星は、新しく生まれた星を取り巻く塵とガスの円盤の内部で形成されると広く考えられている。しかし、それらの形成過程の詳細は、まだ議論の続いている問題である。惑星形成の時間スケールはよくわかっておらず、したがって、原始惑星系円盤を伴う若い星の周囲に惑星を発見することは非常な関心を集めると考えられるが、これまでそのような惑星は発見されていなかった。本論文では、よく研究されている星周円盤に取り囲まれた、年齢わずか8~10 Myrの若く近傍の星であるうみへび座TW星(TW Hya)の周囲に、(9.8±3.3)MJupiterの質量をもつ惑星を発見したことについて報告する。この惑星は、円盤内縁の内側で中心星から0.04 AUのところを、3.56日の周期で軌道運動している。このことは、円盤が10 Myr以内、つまり星風や輻射によって散逸してしまう前に形成されうることを示している。 Full Text PDF 目次へ戻る