Article 医学:OGG1は体細胞における年齢依存的なCAGトリヌクレオチド伸長を引き起こす 2007年5月24日 Nature 447, 7143 doi: 10.1038/nature05778 酸化的損傷は、ずっと以前から老化や神経疾患と関連付けられてきたが、酸化がどのような仕組みでこれらの表現型に結び付くのかは依然として不明である。本論文では、ハンチントン病に伴う年齢依存的な体細胞突然変異は、酸化による塩基損傷部位を除去する過程で生じ、一塩基除去修復酵素である7,8-ジヒドロ-8-オキソグアニン-DNAグリコシラーゼ(OGG1)に大きく依存することを示す。in vivoおよびin vitroの両方の結果が、OGG1が進行性の年齢依存的な伸長につながる酸化-除去サイクルの加速を引き起こすとする「毒性酸化(toxic oxidation)」モデルを裏付けている。年齢依存的なCAG伸長は、有糸分裂後の神経細胞において、DNA損傷応答による酸化的損傷および毒性と、一本鎖切断の誤りがちな修復とを直接つなぐ分子機構の1つである。 Full Text PDF 目次へ戻る