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地球:東太平洋海膨下のマントル上昇流の方向のずれがセグメント化を支配している

Nature 446, 7134 doi: 10.1038/nature05679

マントル上昇流は大洋中央海嶺での新しい海洋地殻生成に不可欠であり、活動的な海嶺下ではそうした上昇流は左右対称であると考えるのが一般的である。しかしながら、本論文では、地震学的イメージングを用いて、マントルの等方性構造および異方性構造は東太平洋海膨下では回転していることを示す。等方性構造は、マントルから地殻へのマグマ輸送のパターンを決定する。トランスフォーム断層の間に隆起している峰のセグメント化は、マントルのメルト分布とよく相関することがわかった。地震学的異方性の方位はマントルの流れの方向を規定しており、それはプレート拡大方向から半時計まわりにほぼ10°回転した方向である。マントルのメルト輸送の中心と地形の海嶺軸とが一致しないことで、海嶺の軸上にある領域と軸から外れた領域でのメルト供給に系統的な違いが生じる結果となっている。アセノスフェアの上昇流と輸送との方向のずれが、東太平洋海膨のセグメント化と海嶺の峰における活動の強さの変化を支配していると結論できる。

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