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宇宙:太陽系外惑星の色を見る

Nature 445, 7130 doi: 10.1038/nature05636

太陽系外惑星は見つけるだけでも至難の技だが、既に200例以上が見つかっており、現在ではそれらの惑星を実際に観測する方法が開発されつつある。これまでに発見された太陽系外惑星のうち14個は、親星の前面を通過するのが地球から確認されている。このような惑星については分光学的観測により大気の物理的状態を探査でき、理論的には惑星が親星の「前面」にあるときにみられたスペクトルから、親星の「背後」に隠れているときのスペクトルを引き算すれば、実際のスペクトルが得られるはずである。今回、実験が理論に追いつき、親星の前面を通過中の「ホットジュピター」HD 209458bの赤外スペクトルが、スピッツアー宇宙望遠鏡を使って得られた。このスペクトルには、ケイ酸塩の雲からの輝線であると考えられる波長9.65 µm近傍を中心とするピークがあり、さらに7.78 µmには幅の狭い未同定の輝線がみられる。

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