Highlight 宇宙:土星の隠れた熱源 2007年1月25日 Nature 445, 7126 doi: 10.1038/nature05518 太陽系の4つ巨大惑星は高温すぎる。つまりこれらの上層大気の温度は、太陽光線の吸収量から予想されるよりも高いのだ。好んでされる説明は、「見つかっていない」熱が惑星の極領域で磁気圏によって注入され、風によって全球に再配分されているというものだ。しかし今回の新たな研究によって、このシナリオは使えなくなりそうだ。Smithたちは、土星では、極領域で注入されるエネルギーによって駆動される風の正味の影響は、大気を加熱するのではなく冷却するものだと報告している。この意外な結果から、極地域の未知のエネルギー源、あるいは低緯度領域を直接加熱するほかの何らかの過程を探す研究が活発化しそうだ。 Full Text PDF 目次へ戻る