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Poloキナーゼは、コアクチベータータンパク質を標的とすることによって細胞周期に依存した転写を制御する

Nature 444, 7118 doi: 10.1038/nature05339

Poloキナーゼは、有糸分裂期に起きるいくつかの現象を協調させることによって真核細胞の細胞周期を制御するという、非常に重要な保存された機能をもっている。細胞周期制御に不可欠な要素は、重要な調節因子の発現を変化させることによって遂行される。今回我々は、真核生物のモデルである出芽酵母Saccharomyces cerevisiaeを用いて、有糸分裂の遂行には不可欠な、細胞周期に依存した遺伝子発現の制御にPoloキナーゼCdc5pが重要な機能をもつことを明らかにする。Cdc5pは、細胞周期によって調節されるCLB2遺伝子群のプロモーターのところへ一時的に移動し、そこで、コアクチベータータンパク質Ndd1pの直接リン酸化を介してMcm1p-Fkh2p-Ndd1p転写因子複合体を標的とすることがわかった。細胞周期によって調節されるCLB2やSWI5のような遺伝子のG2/M期における正常な時間的発現には、このリン酸化が必要となる。また、Cdc5pによるNdd1pのリン酸化が起こらないと、細胞分裂に重大な異常が生じる。したがって、Poloキナーゼは、これまで有糸分裂のほかの現象を制御することが知られていたが、それ以外の役割として、重要な有糸分裂調節因子の形成にも必要であることがわかった。

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