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細胞:大腸菌カプセル多糖のトランスロコンWzaは新たな種別の膜タンパク質を定義する

Nature 444, 7116 doi: 10.1038/nature05267

多くの型の細菌が細胞外多糖(EPS)を生産する。一部のEPSは分泌高分子で細胞表面と限られた会合を示すのみであるが、その他のものは細胞表面にしっかり付着し、カプセルとよばれる別個の構造層を形成する。カプセルは細胞を包み、細菌が宿主の免疫系から逃れたり、免疫系に対抗したりすることができるようにする。EPSは、上皮や移植片のような表面での細菌のコロニー形成に重要な役割を果たしている。さらに、いくつかのEPSについては、独自の重要な工業的、生物医学的応用がある。今回我々は、Wzaの340kDa八量体の構造を分解能2.26Åで報告する。Wzaは外膜内在性リポタンパク質で、大腸菌(Escherichia coli)におけるグループ1カプセルの搬出に欠かせない。膜貫通領域は新規なα-ヘリックスバレルである。Wza構造の大部分はペリプラズムにあり、大きな中心空洞を形成する3つの新規なドメインを含む。Wzaは細胞外環境に対して開いているが、ペリプラズムに対しては閉じている。我々は、カプセル多糖の転位のルートと機構を提案する。この研究は、DNAやタンパク質のような巨大極性分子の搬出についての手がかりも提供すると考えられる。

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