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地球:大ヒマラヤ地震とチベット高原

Nature 444, 7116 doi: 10.1038/nature05199

ヒマラヤ地震は、大ヒマラヤ山脈近傍に蓄積した圧縮歪みが解放されて起こるとされている。しかしながら、最近画像化された地下の境界形状を用いたインド-アジア衝突の弾性モデルは、チベット高原最南端500kmのかなりの部分が大規模な破壊に関与していることを示唆している。本論文では、このチベット高原に蓄積された弾性歪みエネルギーがヒマラヤでの破壊の長さに比例して放出されること、そして最近起きた地震のデータと比較した場合、すべりとマグニチュードが破壊域と共に増加しており、それを用いてこれらの地震の約500年という再来周期を推測できることを示す。弾性モデルによって、プレート境界地震活動の2つの謎めいた特徴も明らかになる。それは、大地震はどのようにして最近の小さい地震によって既に破壊された領域を再び破壊できるかということと、20メートル以上のすべりを起こす超巨大地震はどのようにして、何世紀にもわたって小地震後に残留した歪みによって、ほぼ千年の再来周期で発生するのかということである。

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