Letter 細胞:酵母の中の「砂時計」 2006年9月28日 Nature 443, 7110 doi: 10.1038/nature05109 細胞の構造を解明するためにはマイクロメートル以下のスケールでの観察が重要だが、そのために使える解析手段は限られている。A VrabioiuとT Mitchisonは新しい手法を開発し、それを用いて、分裂中の酵母にみられる「砂時計」の形をした構造についての長年の論争を解決した。がっちり結合させたGFPの偏光蛍光顕微鏡観察により、セプチン繊維の並び方とセプチンの動態を明らかにした。セプチンは重合活性をもつGTPアーゼであり、細胞分裂に密接にかかわっている。セプチン繊維は生きている酵母中で規則性のある構造を形成しており、細胞質分裂の開始前にその向きが90度回転するのである。 Full Text PDF 目次へ戻る