Letter 細胞:CD36はジアシルグリセリドのセンサーである 2005年2月3日 Nature 433, 7025 doi: 10.1038/nature03253 Toll様受容体2(TLR2)は細菌、真菌および原生動物の多数の構成分子の認識に必要である。TLR2 はTLR1および6と共にヘテロマーを形成しているとしても、そのリガンドのレパートリーは並外れて広く、TLR2活性化には他のタンパク質がアダプターとして働いていると思われる。本論文では、N-エチル-N-ニトロソ尿素により誘発されるCd36のナンセンス変異(oblivious)により、マクロファージがMALP-2(細菌のジアシル化リポペプチド)のR-エナンチオマーおよびリポテイコ酸に非感受性となる劣性の免疫不全症表現型が生じることを明らかにする。ホモ接合体のマウスは、黄色ブドウ球菌Staphylococcus aureus感染に対して過度の感受性を示す。Cd36oblのマクロファージはS-MALP-2、PAM2CSK4、PAM3CSK4およびチモサンを容易に認識するので、TLR2リガンドの一部(全部ではない)がCD36依存性であることがわかる。CD36は内在性分子の受容体であることがすでに知られているが、これはまた細菌のジアシルグリセリドに対する選択的かつ非重複性のセンサーとして働いて、TLR2/6ヘテロダイマーを介してシグナル伝達を行っている。 Full Text PDF 目次へ戻る