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生化学:転写因子Ifh1は酵母リボソームタンパク質遺伝子の重要な調節因子である

Nature 432, 7020 doi: 10.1038/nature03175

真核生物のリボソームタンパク質(RP)遺伝子は、成長刺激や環境ストレスに応答して協調的に調節されているので、細胞はリボソームの数や全体的なタンパク質合成能力を生理的条件に対して調節することができる。RNAポリメラーゼIIによる転写の約50%はRP遺伝子群にあてられている。転写調節因子Rap1は酵母RPプロモーターの大半と結合し、Rap1部位はRP遺伝子の協調的な調節に重要である。しかしRap1は、RPの転写を制御する特異的な調節因子ではない。なぜならRap1は抑制因子としても機能するし、Rap1で活性化されたプロモーターの多くがRPプロモーターと協調的に調節されないからである。本論文では転写因子Fhl1およびIfh1が、ほとんどRPプロモーターに限って結合すること、またこの結合がRap1と、(程度は低いものの)多くのRPプロモーターのDNA配列に依存することを示す。Ifh1はFhl1のフォークヘッド関連(FHA)ドメインを介してプロモーターに動員され、RPプロモーターと結合したIfh1のレベルが転写レベルを決定し、環境ストレスはIfh1の結合を著しく低下させるがFhl1またはRap1の結合には影響しない。したがってIfh1とプロモーターの結合は、RP遺伝子群の協調的発現の重要な調節段階である。

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