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細胞:Cdc42とmDia3が動原体への微小管の付着を制御する

Nature 428, 6984 doi: 10.1038/nature02452

有糸分裂では、微小管(MT)とそれに結合したモーター・タンパク質からなる双極性の紡錘体という構造が形成され、染色分体を娘細胞へと分離する。まず各々の紡錘体極にある中心体から伸びたMTは、複製された染色体の一方のセントロメアにある動原体に結合し、結合した染色体をその極方向へすばやく牽引する。次に、この染色体のもう一つの動原体に別の極の中心体から伸びてきたMTが結合する。これにより、染色体は二つの紡錘体極のいずれとも結合することになる。この間に、MTのプラス端と動原体とが結合して安定化する。このような過程により、染色体は中期に赤道面に整列され、後期に正しく分離されるようになる。これまでの研究で、動原体の構成タンパク質は多数同定され、それらの機能が盛んに研究されてきたが、動原体でのMTの捕捉と安定化がどのようなシグナル伝達経路で起こるかは不明な点が多い。Rhoファミリーに属する低分子量GTP結合タンパク質群は、アクチン細胞骨格の組立やMTの配向と安定化を調節して細胞の形態形成を制御している。今回、我々は、このファミリーの一員であるCdc42とそのエフェクターmDia3が、動原体へのMTの結合を制御していることを示す。

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