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生態:撹乱されていないアマゾン森林地帯の高木群集で広く見られる変化

Nature 428, 6979 doi: 10.1038/nature02383

アマゾンの多雨林は地球上で最も種の豊富な高木群集の一部をなしている。今回我々は、アマゾン中央部の景観をつくる森林地帯が過去20年間にわたって、動態や構成にランダムとはほど遠い変化を被ってきたことを示す。我々が解析の土台としたのは、あらゆる検出可能な撹乱に影響を受けることのない18の常設調査区のネットワークである。これらの調査区内では、時間経過とともに高木の死亡率や加入率、成長率が増えていた。相対的に数度の大きい高木115属のうち27属は、個体群密度もしくは胸高断面積に有意な変化があり、その値は偶然による推定値のほぼ14倍だった。また別個の近隣の森林における8年の調査から、森林構成におけるこれらの移行が確証される。最近の予測に反して、我々の観察では先駆種高木の増加は見られなかった。しかし、多くの林冠種や突出木種などの生育の速い高木属は、優占度もしくは密度を増しつつあるが、多くの亜林冠種を含む成長の遅い高木属は減少しつつある。大気中のCO2濃度が上昇中であることで、これらの変化を説明づけられるかもしれないが、CO2濃度上昇や他の大規模な環境変化の影響は今もって確定されていない。こうした森林構成の変化は、アマゾン森林地帯の炭素貯蔵量や動態、生物相に重大な影響を及ぼしかねないものだ。

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