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化学:超分子デンドリマーがつくる液体準結晶

Nature 428, 6979 doi: 10.1038/nature02368

数多くの合成化合物および天然化合物が、分子の形、両親媒性の程度、またしばしば非共有性相互作用が多く存在する結果として自己組織化し、10-8〜10-6メートルスケールの周期性をもつバルク相となる。このような相はリオトロピック系(例えば、脂質−水、セッケン−水)、ブロック共重合体の一部およびサーモトロピック(無溶媒)液晶で見られ、1次元(ラメラ相)、2次元(カラム相)、3次元(「ミセル」相あるいは「共連続」相)の周期性が生じうる。これまでに同定されたすべての2次元、3次元構造は結晶学の法則に従っており、それぞれの対称性は17の平面群か230の空間群の1つで記述される。「ミセル」相はある種の遷移金属合金と同じ結晶学的な構造をとり、1個の金属原子が103〜104原子のミセルにあたる。しかし、いくつかの合金は結晶学の法則に従わず、許容されている2、3、4、6回対称のほかに回転対称をもつ、いわゆる準結晶を作ることが知られている。今回我々は、そのような準周期構造が、スケールアップされたミセル相にも存在しうることを示す。これは、ソフトマターにおける新たな組織化様式である。

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