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材料:表面積が大きく多孔性で大きな分子を内包できる結晶の作製法

Nature 427, 6974 doi: 10.1038/nature02311

多孔性材料の分野における大きな課題の1つは、非常に大きな表面積をもつ化学構造の設計と合成である。そのような材料は触媒、分離、ガス貯蔵など多くの応用においてきわめて重要である。不規則構造での最大表面積の報告は、炭素で2,030 m2 g-1というものだ。規則構造の最大表面積は最近まで、ゼオライトYの904 m2 g-1であったが、金属−有機骨格材料の登場でこの値は書き換えられ、3,000 m2 g-1にまで上がっている。しかし、材料の表面積の上限を決定する方法はまだ見つかっていない。今回我々は、これまでよりはるかに大きい表面積をもつ構造を実現できる一般的戦略を示す。ここでは表面積が4,500 m2 g-1と見積もられる新規の金属−有機骨格材料である結晶性Zn4O(1,3,5-ベンゼントリベンゾエート) 2の設計、合成、特性について報告する。我々がMOF-177と名付けたこの骨格は、多環式有機物のゲスト分子を結合できるきわめて大きい孔をもつ規則構造と非常に大きい表面積をあわせもつ。これまで、この2つの特性が1つの材料で実現されたことはなかった。ミシガン大学(米)

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