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植物科学:シロイヌナズナの春化処理はPHDフィンガータンパク質VIN3によって仲介される

Nature 427, 6970 doi: 10.1038/nature02195

二年生植物および冬季一年生植物では、1年目の生育期には通常、開花が抑制される。この阻害を軽減し、2年目の生育期に開花するためには、冬季の低温環境に長期間曝されて春化処理と呼ばれる過程を経ることが必要である。シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)の冬季一年生型では、開花抑制遺伝子FLOWERING LOCUS CFLC)が、1年目の生育期での開花を抑えるレベルで発現している。春化処理はFLCの抑制を誘導し、温暖な生育条件に戻った後にも有糸分裂的に安定な状態にすることで開花を促す。今回、低温に曝される期間を測定し、春化処理済みの状態を確立する機能を持つ遺伝子を同定した。また、この遺伝子サイレンシングには、FLCのクロマチンにおけるヒストン修飾の変化が関わっていることも明らかにする。

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