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宇宙:超新星1993Jの前駆星と連星系をなす大質量の伴星

Nature 427, 6970 doi: 10.1038/nature02161

中心核の崩壊を経て超新星(SN)1993Jを生じた大質量星は、その後、爆発前に撮影されたM81銀河の画像中に変光星でない赤色巨星として確認された。この星は紫外線バンドと青色バンドにおける超過がみられ、高温大質量星を伴っているか、あるいは解像されていない若い星の集団に埋もれていることを示している。SN1993Jのスペクトルは、水素の豊富なII型超新星の特性から、ヘリウムに富んだ(水素の欠乏した)Ib型超新星の特性へと著しい変化を遂げた。スペクトル特異性および測光特異性は、太陽質量の13〜20倍の超巨星が、その水素の外層全体の大部分を近接連星の伴星に奪い取られ「IIb型」超新星を生じたとするモデルで最もよく説明された。しかし、この種類の超新星に対して仮定される大質量の伴星は、現時点まで未発見であった。本論文では、SN1993Jの爆発から10年後の測光および分光観測結果を報告する。我々は減光しつつある超新星の位置に、前駆星と連星系をなす大質量星の明白な特徴を発見した。

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