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環境:気候変動による絶滅のリスク

Nature 427, 6970 doi: 10.1038/nature02121

過去30年ほどにわたる気候変動は、多生物種の分布や数度にさまざまな移行をもたらし、種レベルの絶滅に関わっていたとされている。我々は気候の将来予想シナリオによる種分布予測を用いて、地球の陸地面積のほぼ20%にあたる調査対象地域について絶滅のリスクを評価した。絶滅の可能性の見積もりが地理的面積とべき乗則関係を示すような3通りの手法を試し、2050年までの中程度の気候温暖化シナリオに基づき、調査対象とした地域および分類群に含まれる種のうち15〜37%が「絶滅への道をたどる」という予測に至った。3つの手法と2つの分散シナリオの平均をとると、変動が最小規模の気候温暖化シナリオであれば絶滅に向かう種の見積もり(18%前後)は、変動が中程度(24%前後)や最大規模(35%前後)のシナリオに比べて小さくなる。これらの算定値は、温室効果ガスの放出を減らす技術や炭素隔離策を早急に採用し実行することの重要性を示すものである。

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