Letter

進化:デボン紀の肺魚の仔稚魚

Nature 426, 6968 doi: 10.1038/nature02175

古生物学で最も長い間解明されずにきた問題はおそらく、Palaeospondylus gunni Traquairの同定である。この小型(5〜60 mm)の脊椎動物化石はスコットランドのデボン紀中期(約3億8500万年前)の地層から出土し、最初に発見されたのは1890年であった。この化石は主としてケースネスのAchanarras採石場でのみ見つかるが、この採石場では奇妙なことに、湖底堆積物のバーブ(年層)に他の13属の魚類とともに多数保存されている。本論文では、Palaeospondylusが肺魚の仔稚魚であって、Dipterus valenciennesi Sedgwick and Murchison 1828である可能性がきわめて高いこと、そして成魚の形態になるにははっきりとした変態が必要なことを示す。Palaeospondylusは知られるうちで最古の脊椎動物の真の仔稚魚または幼生である。

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