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Cover Story: 変わり身の早い材料:1秒とかからずに形状を変化させる磁性ソフトマテリアル

Nature 558, 7709 (2018年6月14日)

さまざまな刺激に応答して三次元(3D)形状を切り替えられるソフトマテリアルは、ロボティクス、エレクトロニクス、生物医学などの分野で利用できる可能性がある。しかし、そうした変化は遅く、形状の変化が完了するのに数分かかることがある。今回X Zhaoたちは、磁場の影響下で1秒とかからずに急速かつ可逆的に変化するソフトマテリアルを作る手法を提示している。著者たちは、3D印刷を用いてシリコーンゴムマトリックス内にネオジム–鉄–ホウ素強磁性微粒子を埋め込んで配向させた。そして、印刷中に微粒子の向きを制御することによって、印刷物体のさまざまな領域に特定の形状変化をプログラムし、回転、跳躍、物体の捕捉などのさまざまな動きができる材料を作製している。

Nature 著者インタビュー

柳沢 正史氏

混沌状態をすっきりさせるような研究が好き

長田 重一氏

長田重一大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授は、アポトーシス(プログラム細胞死)の分子メカニズムの解明など、すばらしい業績を残してきた。いくつもの論文が引用ランキングに並ぶ。その始まりは、1980年に成功したインターフェロンα遺伝子のクローニングだった。

柳沢 正史氏

“ねむけ”の謎を解明したい

柳沢 正史氏

筑波大学大学院時代に見つけた血管収縮物質が世界の研究者の注目を集め、米国テキサス大学にスカウトされて1991年に渡米。後を追って留学してきた後輩の櫻井武(現・筑波大学 国際統合睡眠医学科研究機構;IIIS)とともにオレキシンを発見する。この脳内の神経伝達物質が睡眠と覚醒に関係していることから、本格的に睡眠学の研究を開始。現在IIISを主宰して、「ねむけとは何か」の解明を目指している。

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