Nature

Cover Story: 熱くしたり冷たくしたり:急速な加熱と冷却によって得られる熱化学的合成の性能向上

Nature 605, 7910 (2022年5月19日)

工業規模での化学反応は、一般的に反応物を連続的に加熱することによって駆動される。今回L Huたちは、パルス状の加熱と急冷によって、エネルギーを節約しながら合成性能を向上できることを示している。彼らは、プログラム可能な電流を用いて、高温と低温を迅速に切り替えた(典型的には、オン状態を0.02秒間、オフ状態を1.08秒間保持)。急速に反応を抑えることで、高い選択性が得られるとともに、触媒の安定性が維持され、エネルギーの使用が削減される。表紙は、ヒーター作動時のメタンの熱分解の想像図である。この反応は、今回著者たちが検証したモデル反応であり、メタン分子が高温のヒーターの穴を通って移動し、有用な生成物へと選択的に変換される。

今週の目次とハイライト

The Nature Top Ten

バックナンバー

Nature注目のハイライト

その他のハイライト

Nature 創刊150周年記念特集

Nature ダイジェスト

Nature は次に何をすべきか

2020年4月号

Nature が150周年を迎えたのを機に、その価値観と、Nature を改善する方法について考えることにした私たちは、読者の意見をどうしても聞きたくて、アンケート調査を実施しました。

イベントレポート

日本の科学の未来
― 持続可能な開発目標の達成に向けたビジョン ―

1869年創刊のNature は今年150周年を迎える。これを記念するシンポジウムが東京大学安田講堂で開催され、日本の科学のトップランナーである大隅良典氏、柳沢正史氏や、Nature 編集長のMagdalena Skipperらが集った。日本の科学の未来を各氏はどう見ているか。自らの研究や体験をもとに語り、意見が交換された。

Nature 創刊150周年記念特集

著者インタビュー

柳沢 正史氏

「私」とNature
 混沌状態をすっきりさせるような研究が好き

長田 重一氏

長田重一大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授は、アポトーシス(プログラム細胞死)の分子メカニズムの解明など、すばらしい業績を残してきた。いくつもの論文が引用ランキングに並ぶ。その始まりは、1980年に成功したインターフェロンα遺伝子のクローニングだった。

柳沢 正史氏

「私」とNature
 “ねむけ”の謎を解明したい

柳沢 正史氏

筑波大学大学院時代に見つけた血管収縮物質が世界の研究者の注目を集め、米国テキサス大学にスカウトされて1991年に渡米。後を追って留学してきた後輩の櫻井武(現・筑波大学 国際統合睡眠医学科研究機構;IIIS)とともにオレキシンを発見する。この脳内の神経伝達物質が睡眠と覚醒に関係していることから、本格的に睡眠学の研究を開始。現在IIISを主宰して、「ねむけとは何か」の解明を目指している。

その他のNature 著者インタビュー

Nature Café

ネイチャー・リサーチが主催するサイエンスカフェです。グローバルな視点から様々な分野のサイエンスについて、カジュアルな雰囲気の中、一緒に語り合います。

その他のイベント

研究者の皆様

Nature 購読者の皆様への情報、また、Nature に論文投稿をお考えの方、すでに Nature に論文が掲載された著者の皆様に、リプリントサービスや購読特典をご紹介いたします。

著者の皆様へ

投稿サイト

研究職ほか最新お仕事求人情報

Nature Career

プライバシーマーク制度