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Cover Story: 特集:研究室の中の不平等:不平等について詳細に調べる

Nature 537, 7621 (2016年9月22日)

今週号の「科学と不平等」と題した特集では、現象としての不平等について科学がどのようなことを言えるのか、また、科学の分野で働く全ての人々の中で不平等がどのような形で進行し、何をもたらすのかに注目している。経済学者のBranko Milanovicは、歴史的データを用いて100年のスケールで不平等の変遷をたどり、社会学者のMike Savageは、「社会階級」が実際はどういうことを意味するのかという疑問について論じている。また、2つのNews Featuresでは、科学界自体の中で不平等が何を意味するのかが、詳細に調べられている。Introduction

Nature 著者インタビュー

柳沢 正史氏

混沌状態をすっきりさせるような研究が好き

長田 重一氏

長田重一大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授は、アポトーシス(プログラム細胞死)の分子メカニズムの解明など、すばらしい業績を残してきた。いくつもの論文が引用ランキングに並ぶ。その始まりは、1980年に成功したインターフェロンα遺伝子のクローニングだった。

柳沢 正史氏

“ねむけ”の謎を解明したい

柳沢 正史氏

筑波大学大学院時代に見つけた血管収縮物質が世界の研究者の注目を集め、米国テキサス大学にスカウトされて1991年に渡米。後を追って留学してきた後輩の櫻井武(現・筑波大学 国際統合睡眠医学科研究機構;IIIS)とともにオレキシンを発見する。この脳内の神経伝達物質が睡眠と覚醒に関係していることから、本格的に睡眠学の研究を開始。現在IIISを主宰して、「ねむけとは何か」の解明を目指している。

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