Nature

Natureの表紙

Cover Story: 環をなす協定:ナミビアのフェアリーサークルの背後にある植物と昆虫の相互作用

Nature 541, 7637 (2017年1月19日)

表紙は、ナミビアのナミブランド自然保護区上空の熱気球から撮影された写真である。ナミビアのナミブ砂漠にある草原には、フェアリーサークルと呼ばれる規則的なパターンの裸地が点在しているが、その起源はまだよく分かっていない。C TarnitaとJ Bonachelaたちは今回、理論モデルと画像解析を用いて、植物間のスケール依存的なフィードバックと地中の社会性昆虫コロニー間の縄張り争いを組み合わせることによって、そうした特徴を説明できることを示している。彼らは、おそらく自己組織化の複数の機構が世界中の生態系で働いていると結論付けている。

Nature 著者インタビュー

柳沢 正史氏

混沌状態をすっきりさせるような研究が好き

長田 重一氏

長田重一大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授は、アポトーシス(プログラム細胞死)の分子メカニズムの解明など、すばらしい業績を残してきた。いくつもの論文が引用ランキングに並ぶ。その始まりは、1980年に成功したインターフェロンα遺伝子のクローニングだった。

柳沢 正史氏

“ねむけ”の謎を解明したい

柳沢 正史氏

筑波大学大学院時代に見つけた血管収縮物質が世界の研究者の注目を集め、米国テキサス大学にスカウトされて1991年に渡米。後を追って留学してきた後輩の櫻井武(現・筑波大学 国際統合睡眠医学科研究機構;IIIS)とともにオレキシンを発見する。この脳内の神経伝達物質が睡眠と覚醒に関係していることから、本格的に睡眠学の研究を開始。現在IIISを主宰して、「ねむけとは何か」の解明を目指している。

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